地下鉄1号線トップ
ヴォロシュマルティ広場
広場の名は、19世紀の詩人(ハンガリーで最も偉大なロマン主義派)からきており、広場中央には彼の像がある。夏場は像の周りに旅人が腰をおろし休んでいる。この広場は1874年より1918年まで、フランツ・ヨーゼフの長女の名(ギゼラ)がついていた。地下鉄博物館には「ギゼラ広場」の駅名看板なども展示されている。駅のホームより階段を上がるとそこには「カフェ・ジェルボ」がある。(写真中央下、右下)カフェ・ジェルボは1858年にジョーゼフ・ナンドール広場12番地にオープンし、1870年に今の場所に移った。シシィもよく訪れ、ゴドローの宮殿にはジェルボ前のシシィとギゼラの絵画が飾られている。
広場では、11月中旬より12月下旬まで、クリスマス市が開かれている。
この広場より、ドナウ川は直ぐ近く。カフェ・ジェルボの反対にはブダペスト一の繁華街、ヴァーツィ通りが始まる。コシュート通りを横切り、中央市場までの道は全て歩行者専用。
写真左上・ヴァーツィ通り。入り口右角には、2011年「ハードロック・カフェ」がオープンした。ペスト地区の城壁は、1789年に取り壊された。ヴォロシュマルティ広場より直ぐのところに、城門跡を地面に残してある。(写真中央)城壁があった時には三つの門があった。他は、アストリアとコロナ・ホテルのある場所にあった。