ブダペスト交通会社

51号車は1973年の購入当時のままの塗装になっている。白と赤の塗装の間に、茶色いラインが入っている。右端の座席はクッションを付け、やや快適になった。
1874年開業時の客車。屋根の上に見張り役の席がある。現在、特別列車に使用される。
交通博物館に展示されている模型。
30号車、1929年電化時スイスより購入。1973年まで運行されていた。2004年7月、開業130周年を記念し、9ヶ月で修復された。残念ながら電圧550ボルトのため(現在は1500ボルト)路線を走ることは出来ない。
30号車に牽引されていた、40号客車内。2等席と3等席に別れており、2等席からはパノラマが楽しめた。
登山鉄道
1874年7月24日、ヨーロッパで3番目に開業した。開業当時、登山鉄道での遠足は中産階級の人々にも安くはなく、片道料金50クライツァールを払わなければ成らなかった。当初はSVÁBHEGY(シュヴァーブ山)駅までだったが1890年Szechenyi hegyまで延長した。蒸気機関車が走っていたが、1925年ガソリンエンジン機関車も走らせた。1926年権利はブダペスト市に渡り、1929年には電化された。現在の車輌は1973年改修時、オーストリアSPG−BBC社より購入。開業時は2883mで最大勾配10,25度。ヴァーロシュマヨオル駅ーセーチェニィヘジュ駅間16分。バス、市電、地下鉄共通券で乗車出来る。
 
Svabhegy駅
当時の姿が今も残る。
Szechenyi-hegy駅
ここより子供鉄道の駅まで直ぐ。
Varosmajor駅:モスクワ広場より、18番・56番市電で2つ目で下車。