V43電気機関車

1960年代始め国鉄では電化拡大を進め、数、質と共にそれに値する電気機関車が必要であった。
この要望を短期間に達成するには、外国のライセンス生産でのみ可能に出来た。国鉄は1963年より、
多目的すなわち旅客及び貨物運搬に適したV43、シリコン整流型機関車の購入を始めた。
この機関車が国鉄の主流となり、1963−1982年の間に379台製造された。
Ganz電気製作所、Ganz−MAVAG社製

                主要諸元一覧表
車軸配列           B'B'
軌間        1435 mm
最高速度        時速130km
車輪直径        1180 mm
全長       15700 mm
ボギーホイールベース        2300 mm
全高        4565 mm
全幅        3110 mm
電圧       25 kV, 50 Hz
最大電圧        27,5 kV
最小電圧        18,8 kV
最大出力        2140 kW