ハンガリーの鉄道
年末で工場全体が休みのため、現在使用中の建物には入れなかったが構内をまわった。まず受付を通り貫けると(左)424形蒸気機関車が目に入る。正面に共産党時代の赤い星が残されている。ただ、そこに左右に取り付けられた棒が何なのかは謎。写真は左から(424の後)、324形蒸気機関車、同じく324形。この324はいずれ手が加えられどこかに展示されるとか。再び324形。そして三車軸のタンク車。
構内の建物、共産党時代赤く塗られていた星が今は黒く塗られている。中には修復されるか、廃車になるか決まっていない車両が放置されている。(写真中央より)301形蒸気機関車、326形蒸気機関車。写真右は第二次大戦後、客車不足解消のため急遽貨車を改良し客車に造られた物。
写真中央はABymot気動車、その右横二枚は木造の食堂車。右端の写真から木の枠組みが良く見られる。
左より、火の不始末により焼けただれた気動車、1930年代製造の気動車。中央の貨車は、BHEVブダペスト郊外電車所有のもの。最後の二枚はDsa5気動車、Duna−Szava−Adria鉄道で使用されていた。

Istvantelek(Landler)整備工場は北部機関車区(現在の鉄道史公園)近くにある。ブダペストでは一番大きな整備工場であった。以前は製造及び修理が数多く行われていた。現在この広大な土地はBDV、BV、BVh電車の整備場に使用され、MÁVノスタルジア社の蒸気機関車整備場、また鉄道廃棄物置き場にもなっている。
イシュトヴァーンテレク整備工場